
オキシピナタニンの化学構造式
oxypinnatanine

共同研究のかかわり
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同志社女子大学薬学部では、従来から海外の薬用植物に含まれてる特殊なアミノ酸として報告されていたオキシピナタニンが、
沖縄のクワンソウに極めて多量に含まれていることを見出しました。その後の研究により、クワンソウの生葉から濃縮液を精製し、
さらに有用成分であるオキシピナタニンを大量抽出することに成功。その含量は、国内の植物の中で報告された中では最も高いことが明らかになっています。
抽出したオキシピナタニンの機能解析を行ったところ、マウスやラットにおいてグリシンの100倍以上の睡眠誘発効果を示し、また睡眠導入薬として服用される
ベンゾジアゼビン系薬物のように睡眠中に異常な脳波を示すことが無いことが明らかになりました。
また、(財)食品管理安全性センターによる安全性試験においても問題が無いことが確認されています。
株式会社クレイ沖縄、同志社女子大学薬学部では、クワンソウに含まれるアミノ酸の一種である「オキシピナタニン」に関する日本・国際特許を取得しました。
また琉球大学農学部との間で、クワンソウの育種・栽培方法について研究を進めています。
国立琉球大学・農学部において共同研究を継続して行っています。
・世界15カ国から集めたクワンソウ
・クワンソウの栽培方法、育種研究
・高品質な新品種の登録
- 共同研究のかかわり -
小西 天二(薬学博士) 同志社女子大学・薬学部
本村 恵二(農学博士) 国立琉球大学・農学部
宮里 大八(元・特命准教授) 国立琉球大学・産学官連携推進機構
渡嘉敷 哲 株式会社クレイ沖縄・商品開発責任者
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